吉原悠博「培養都市」

-Colony:Dependency between Niigata and Tokyo-
ビデオインスタレーション:(東京から新潟編)
2015年8月13日・14日・15日

私は新潟に生まれ育ち、十八歳から二十二年間を東京で過ごした。

現在、故郷である新潟に住みながら、東京を見つめ直している。

新潟から東京までの約五百キロ、私は送電線の鉄塔を追い続けた。
新潟と東京の関係を再考するためだ。

送電線の先にあった巨大都市、その光の集積を見つめ、私は未来に思いを馳せた。

吉原 悠博


個と社会、風土と経済、美術と宗教、無常と進歩、地方と都市、国家と妄想、生活と労働と超越。嗚呼、なぜに生命体人間には願往生と願うことがその営みとして重要だというのだろうか。

空蓮房